2023年04月04日

次回は4月17日です…と、書譜のお話。





こんにちは、信州塩尻市、欅の森書道会です。

昨日は4月第1回目の書道教室の開講日、
皆様、お疲れさまでございました。
朝晩、急激に寒く、日中はなかなかに暑く、
春の訪れは嬉しいけれど、
気持ちも上向きになりはしますが、
体の方がなかなかどうして追い付いて行かないかしら…
…そんな時節になっておりますね。
今回もWeb担当、宗風にお付き合いを願っておきますが…。

次回は4月17日です…と、書譜のお話。

写真は昨日の18時過ぎ、書道教室に向かう道すがら。
信州の美しさを感じて撮影した1枚です。

既報の通り、競書誌「書象」2023年4月号の課題提出日は、
次回の17日となっております。
その頃には5月号が届く訳ですが、
15日届けの17日に持って行くのは…どうでしょうか、
少し難しいかなぁ、と個人的には感じております。

ただ、昇段昇級試験の掛かる部分は、
より多く玄山先生に添削して頂いた方が、
最終的な仕上がりは良くなること請け合いですので、
取り組むことが出来たら…なんとは考えております。
師範の皆さんも、気になる部分だけ先に…でも良いやも知れません。



最近の「書象」の古典課題に、
孫過庭の「書譜」が取り上げられておりますね。
今回は少しだけそのお話をさせて頂きます。

こうしてWebに触れる中で、
実はよくよく目にする「書譜」の文字。
とても有名で、お手本とされる「草書」のバイブル…と言う印象です。
私達は信山流を学んでおりますが、
仮名や草書を主とする流派の方々ですと、
よく書譜の臨書でお稽古されていたりしますね。

「書譜」そのものは、書論の草稿と考えられる本だそうです。

孫過庭は648年から703年頃を生きた唐時代の書家とのこと。
私達の課題にもよく登場される王義之の書法を学んだ方だそうです。

書体は、篆書、隷書、草書、行書、楷書の順に確立されたと言われ、
その中核にある草書の手本として名があり、
「いつかは取り組んでみたいなぁ」と思っていました。
それが課題となって登場し、
例によって、2字から4字、今回の6字と増えて来ましたが、
半紙6文字だと全然、こう…字の流れが出ず、
昨日も玄山先生に、
「大きな流れを意識して書くんだー!」…と指導して頂いて、
何とか理解できそうな雰囲気を得つつ、と言う所です。
行書や仮名の時にも、よく玄山先生は、次の一画までの流れ、
大きな腕を振る流れを説いて下さいますが、
まさに「書譜」は、その学び多いお手本の様に感じています。

…と、本日はこんなところで。

以上、宗風でした。
ありがとうございました!


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Posted by 欅の森書道会 at 17:45│Comments(0)教室の風景言葉の解説
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