2023年01月24日
1月23日は、欅の森書道会の開講日でした。(+端然有愁色の意味を追う)

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こんにちは、信州塩尻市・欅の森書道会です。
昨日はお寒い中も、
2月の欅の森書道展、3月の書象展への作品制作も盛んになり、
多くお集まりになり、
外は寒くとも教室内は熱く過ごした時間であったのではないでしょうか。
たいへんお疲れさまでした。
さて。まずはお知らせを。
欅の森書道会の会員も多く出品しております、
松本市美術館、第21回美術館友の会 会員作品展が催されております。
29日まで。
( https://keyakinomori.naganoblog.jp/e2706097.html )
↑ 上記リンクは、宗風が出掛けた際の感想をしたためましたものです。
続く、欅の森書道展も同じく松本市美術館で催されますが、
こちらのハガキが出来上がって来ておりました。
(おそらく)教室内にありますので、
関係各所に発送など、お使い頂いて良いと思いますので、お持ち下さい。
次回、欅の森書道会は2月6日になります。
「書象」2023年2月号、競書の課題提出日となっております。
以上、ご連絡でした。
別にポストしようと思いながら、この日付になってしまった、
今月の条幅課題、「端然有愁色」について少し書き添えます。
端然として愁色有り。
「端然有愁色」
たんぜんとして、しゅうしょくあり。
残念ながら出典を見つけることは出来ませんでした。
語句の意味としては以下。
端然=姿、形などが乱れずに整っている様。
愁色=悲しみに沈んでいる顔つき、様子。
愁いと憂いの差は、
愁いとは「悲しみ」であり、憂いとは「心配、気がかり」であるそうです。
出典を理解し、前後の文章を考慮すると、
また理解が深まると思いますが、今回は言葉から得られるもので迫って行けたら、と。
出展も分からず想像の域を出ないのですが、
俗に「水墨画の様な」と言う例えもある様に、
静かな景色を目の当たりにすることがあります。
現代の様に車がある、ドローンもある、空には飛行機も飛ぶ…なんて世界でなく、
それこそ言葉が生まれた古い時代は今よりももっと、
雪の朝には、シンと静まり返って、
生命を感じない静謐な世界に出会うこともあったのではないでしょうか。
明るい昼、太陽の光、木漏れ日の中のきらめき、
その騒々しさから与えられる感情は、喜びに似ていると思います。
その逆に、整って乱れが無く隙がない様子は、
その佇まいの中に、愁色があると解いたのではないだろうか…と想像したり。
玄山先生のお手本の相変わらずの見事さに惚れ惚れとし、
とても静かな心持ちになどなれず、
ワクワクと高揚してしまっていけませんが、
愁色の世界観、美しさを呼んだ言葉だと思います。
より良い1枚に迫ってみたいと言う所で、以上、語句の解説でした。
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それでは、今回のブログはここまで。
ありがとうございました。
4月21日は4月2回目の研修日でした+各種お知らせ+「澹澹長江水」について。
4月7日は欅の森書道会4月1回目の研修日でした+「書象」2025年5月号課題「日暮隄上立」について
3月10日は欅の森書道会の研修日でした+2025年後半の教室の予定について。
2月24日は欅の森書道会,教室の研修日でした。
2月10日は欅の森書道会の研修日でした+条幅課題「影徒随我身」は李白詩「月下独酌」より。
塩尻市の市民憲章の行方(解決編)
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