2024年01月10日
2024年1月1回目の書道教室がありました。

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こんにちは、あるいはこんばんは。
信州塩尻市・欅の森書道会、Web担当の宗風です。
お正月気分と言うものは、今年はどうでしょうか…
元日に大きなニュースがありましたし、
何だかそれで一気に現実に引き戻された様に思います。
2日、3日と聞き心地の良くないニュースが続き、
書道教室は8日にあり、明けて9日には八代亜紀さんの訃報があり。
2024年はどこまで激動の年になるのか、
出来れば本当に世間の皆々様と共に、すべて平穏無事に、
かつ安泰で安寧としてで過ごしていたいものですが。
そんな訳でございまして、
日々を、ある程度は平穏に過ごしていられるからこその日常、
私たちの生活は、今のところは大きくお変わりないと良いな、と存じます。
欅の森書道会のブログも日常のそのままでお喋りさせて頂きます。
被災された皆様に置きましては、一刻も早く復興への目途が立ちますよう、
心からお祈りしております。
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さて改めまして…となりますが、
本日10日より、松本市美術館の市民ギャラリーにて、
「第22回 松本市美術館友の会 会員作品展」が催されております。
15日は美術館そのものが休館日となっておりますので、展示もお休みとなります。
毎年、絵画が主となる展覧会ですが、
書道の部も昨年を越える22作品が集まり、
中央には樋口玄山先生、市澤静山先生、大澤逸山先生から出品して頂いた作品が並んでおります。
先日、飾り付けに出掛け、その際に美術館の企画展「須藤康花」展も美術館友の会の招待券を使ってお得に拝見して参りました。
元々腎臓系の病気を患い、母を若くして亡くし、そこから葛藤する日々…
母を奪った肝臓癌に30歳で命を奪われるまでの軌跡。
作品からは、もがくような苦しみを感じ、その中に生の光を見つけようとするような。
須藤康花の詩と共に展示が進みますが、
作品としての心象に強い衝撃を打ち付けるような作品ばかりであって、
こう、本当に心に強い力が掛かる感覚になりました。
友の会特典の5枚のチケット、なかなか使い切らない場合もあろうと言う、
是非とも来年度になる前に、締め切り前に使い切ってくださいませ。
また常設展のコレクション展示も第4期に入っております。
確認できておりませんが信山先生の作品も入れ替えが見込まれますので、
こちらもどうぞご覧くださいませ。
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次回の書道教室は1月22日となります。
それを前に来週15日月曜日が競書が教室に届く日となっておりますので、
ご留意くださいませ。
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さて、今回も言葉の解説をひとつ書き添えたい所なのですが、
競書誌「書象」2024年2月号の漢字条幅課題「渭北春天樹」は、
ここ最近のお馴染み、杜甫の「春日憶李白」によります。
「渭北、春天の樹」と書き下し文では表現し、
「渭北」とは地名を指します。渭水の北部。
「渭水」とは黄河の支流のひとつを言います。長安の北。
意味はここ最近のブログをご参考にして頂ければ幸いです。
…と言う所で、本日はここまで。
ちょうどお時間と言う所になって参りました。
それではまた次回、お会いするまでの暇を頂戴致します。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
5月12日は,欅の森書道会5月1回目の研修日でした+条幅課題「有何比松柏」について。
4月21日は4月2回目の研修日でした+各種お知らせ+「澹澹長江水」について。
4月7日は欅の森書道会4月1回目の研修日でした+「書象」2025年5月号課題「日暮隄上立」について
「紅顔(腮)花欲綻」白居易詩より(競書誌「書象」2025年4月号,条幅課題より)
3月10日は欅の森書道会の研修日でした+2025年後半の教室の予定について。
2月24日は欅の森書道会,教室の研修日でした。
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