2022年10月18日
書道教室の報告と、課題「典刑在夙昔」の出自。

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こんばんは、信州塩尻市・欅の森書道会です。
昨晩は10月2回目の書道教室、お稽古お疲れさまでございます。
雨の中でしたが、信州書象展の制作締め切り日でもあり、
“後半組”、私、宗風が出掛けた時間も賑わっておりました。
また10月の競書の締め切り日とも重なっておりました。
仕上がりはいかがでしたでしょうか。
さて。次回は11月7日の予定となっております。
次々回が21日となるため、11月の競書の課題提出日です。
おおよそ2週に1回の書道教室ですが、
今回は3週後となっておりますので、より精度を高め、
良い作品の提出となります様、励んで行ければ…と存じます。
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競書誌「書象」2022年11月号の【基本】課題、この出典を調べましたら以下の通り。
ご参考まで。
文天祥詩「正気の歌」にある、
「哲人日已遠 典刑在夙昔」から来ております。
「哲人 日に已に遠く / 典刑 夙昔に在り」
中国南宋末期の軍人であり、敵に捕らえられた後、
武勇ある方だったので勧誘を受けたものの、
忠義のため断り続け、最終的には殺されてしまいます。
忠臣の鏡として後世に語り継がれ、彼の「正気の歌」が詠み継がれた…とのこと。
「典刑」は、古くから変わらないこと、定理、その法、規範。
「夙昔」はシュクセキと読み、「昔から今まで」と言う意味です。
賢人がいなくなっても、
彼らが伝えて来た規範は古くから変わらずに今も在る…と言う様な意味になりますでしょうか。
今回はここまで。
そろそろ信州書象会の宣伝をSNSで始めて行かねば…とも思います。
明日以降、寒くなる様ですし、まずは目標信州書象会、また次回のお稽古まで、
元気に励んで行ければ、と存じます。
それでは。
4月21日は4月2回目の研修日でした+各種お知らせ+「澹澹長江水」について。
4月7日は欅の森書道会4月1回目の研修日でした+「書象」2025年5月号課題「日暮隄上立」について
3月10日は欅の森書道会の研修日でした+2025年後半の教室の予定について。
2月24日は欅の森書道会,教室の研修日でした。
2月10日は欅の森書道会の研修日でした+条幅課題「影徒随我身」は李白詩「月下独酌」より。
塩尻市の市民憲章の行方(解決編)
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Posted by 欅の森書道会 at 17:35│Comments(0)
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