2022年09月15日

競書誌「書象」2022年10月号、到着しています。

競書誌「書象」2022年10月号、到着しています。

こんにちは、塩尻市・欅の森書道会です。

競書誌「書象」2022年10月号、到着しております。



先達ての漢字条幅課題「開門月満天」は、「門を開きて月、天に満つ」とのことです。

今月の課題をそれぞれ見てみますと、

基本課題の「掬水月在手」、「水を掬すれば月、手に在り」とし、
この季節に多く目にする課題と思います。
「掬する」は「すくう、すくい上げる」と言う意味で、「きくする」と読みます。
この句の続きには「弄花香満衣」、「花を弄すれば香、衣に満つ」とあります。

唐代の詩人「于良史(うりょうし)」の「春山夜月」からの出典ですね。
すごくロマンチックな詩だと思います。

行書臨書規定(師範・準師範・段位)の中の「實」は「実」の旧字になります。
行書臨書規定(級位)の中の「藐」は解説にもありますが、行書での表現だと少し現代の字形と異なりますね。
…現代の、と言っても初めて見る感覚の字ですけれども。

「藐」の意味は1:かろんじる、さげすむ。2:ちいさい。3:うつくしい。4:遠い、はるか…などの意味を持つ言葉だそうです。



第38回読売書法展の作品が掲載されております。
理事である樋口玄山先生の作品と、
「秀逸」に選ばれた池口聖嶽さんの作品です。



競書の成績では、
基本課題で、彩紅さん、
研究課題で、素州さん、
古典課題で、涼香さんが写真版に採用されております。
おめでとうございます。




以上、「書象」2022年10月号から、でした。

次回、欅の森書道会の教室開講日は9月19日となっております。

よろしくお願い致します。


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Posted by 欅の森書道会 at 12:09│Comments(0)「書象」より
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