2023年09月12日
9月第1回の教室、予定、清新庚開府について。

こんにちは、信州塩尻市・欅の森書道会、Web担当宗風です。
昨日、9月11日の書道教室にお出掛けになられた会員の皆様、お疲れさまでした。
おおよそ私、同じ時間帯に訪れているのですが、
天候が曇りから雨とは言っても、
随分と日が落ちる時間が早まって来たな、と思いました。
まだまだ外は暑く、残暑の時候と言っても夏本番が続く様な、
体調を崩しがちな時期が続きますが、
どうぞ、ご自愛くださいませ。
さて、まずは今後のスケジュールから。
☆9月11日(済)、25日
☆10月9日、23日
☆11月6日、20日
☆12月4日、18日
☆1月8日、22日
☆2月5日、19日
以上となっております。
☆:競書の提出日です。
基本的に月初の第1回目の教室日が競書作品の提出日、と言う事ですね。
また次々回、10月9日においては、
毎年恒例、競書のお代金を納入することになっております。
普段の月会費5000円に加えて、競書誌1年分の7000円をお持ち下さいませ。
書象誌10月号から、漢字条幅、臨書規定"行書"、
書象誌11月号から、隷書条幅、臨書規定"楷書"、仮名、硬筆が、
それぞれ昇級、昇段試験のお題目として掛かって来ています。
ご承知おきくださいませ。
・
・
また作品展の多い時期ですが、
展示に釈文がご入用な方は、私、宗風までお知らせ下さい。
天妙さん、素風さん、涼香さんからお話を頂戴し、作成させて頂きました。
基本的に、その作品のお写真などあれば作成する事が可能です。
印刷した活字的なものですと、
実際の作品の旧字新字の使い分け、
行の区切りなどに相違点が出る可能性があります。
展示される作品のお写真が、より正確かと存じます。
・
・
樋口玄山先生からも度々ご解説頂きましたが、
来月、2023年10月号の競書誌「書象」の条幅課題は、
杜甫の「春日憶李白」から「清新庚開府」となっており、
先月の「俊逸鮑参軍」のひとつ前の句になっております。
この言葉は、李白に対しての賛辞をしたためた部分であり、
鮑参軍の様に俊逸だ…と言う意味でしたが、
同様に「庚開府の様に清新だ」と言った意味になります。
「庚」は「ゆ」と読み、参軍、開府共に役職名となります。
この詩の中に登場する庚開府は庚信と言い、鮑参軍は鮑照と言うお名前。
今回の庚信は、513年から581年まで生きた、
中国、南北朝時代の文学者とのことです。字は子山とのこと。
今回の上條信山先生のお手本は「庚」の部分が「度」になっているので、
「度」で競書作品のお稽古、制作に取り組んで下さいとの事です。
ご留意くださいませ。
・
・
…と言うところで、今回はここまで。
Web担当、宗風でした。
ありがとうございました。
4月21日は4月2回目の研修日でした+各種お知らせ+「澹澹長江水」について。
4月7日は欅の森書道会4月1回目の研修日でした+「書象」2025年5月号課題「日暮隄上立」について
「紅顔(腮)花欲綻」白居易詩より(競書誌「書象」2025年4月号,条幅課題より)
3月10日は欅の森書道会の研修日でした+2025年後半の教室の予定について。
2月24日は欅の森書道会,教室の研修日でした。
次回の欅の森書道会は2月24日です+楽毅論のお話など。
4月7日は欅の森書道会4月1回目の研修日でした+「書象」2025年5月号課題「日暮隄上立」について
「紅顔(腮)花欲綻」白居易詩より(競書誌「書象」2025年4月号,条幅課題より)
3月10日は欅の森書道会の研修日でした+2025年後半の教室の予定について。
2月24日は欅の森書道会,教室の研修日でした。
次回の欅の森書道会は2月24日です+楽毅論のお話など。