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こんにちは,あるいはこんばんは。
信州塩尻市・欅の森書道会、ウェブ担当の宗風です。
さる2月24日は2月の研修日2回目でした。
いやはや、祝日と言うこともあって、
いつもの時間より少し早めに出掛けたのですが、
余裕で20時を過ぎ、かつその後にも多く添削待ちがありましたので、
21時は超えましたよね。
本当に、欅の森書道会の会員さん方は、皆さん熱心だなぁ、と思います。
だからこそ先生も更に更に熱心に、
教えを乞う私達にご指導くださるわけで、
玄山先生はもちろん、皆さま本当にお疲れさまでした。
実り多い研修日であったことと確信しております。
さて、次回は3月10日が研修日です。
この回で書象展用の添削会に向けて、一旦作品を預けることになる…とは、
玄山先生より、教室の中でコメントがありましたね。
そしてその次、24日で仕上げ、締め切りとなります。
それでも3月10日は競書の〆切り日ではありますので、
書象展の作品と併せて、月例の作品も励んで行きましょう!
…と、いうことで。
本日、まずはこちらのお知らせをば。
「第87回 謙慎書道会展」の開催がいよいよ、と言うことです。
【第 1 会場】東京都美術館
2025年3月18日(火)- 3月23日(日)まで。
9時30分から17時30分まで。
入場料は無料です。
【第 2 会場】池袋サンシャインシティ
ワールドインポートマートビルの4階展示ホールA
2025年3月16日(日)- 3月22日(土)まで。
10時から18時まで。
(入場は閉会の30分前まで。
最終日はPM4:30閉会)
こちらも入場料は無料です。
欅の森書道会からも長年技術を磨いていらした方々が出品されております。
卓越した技術が認められ、賞を獲得できると良いのですが。
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さて、次の競書が出るまで言葉の解説的な部分も根多がなく、
どうやってブログの空きスペースを埋めようか…なんぞと思っております。
あ、硬筆用紙が届きました。
書象会の硬筆用です。
お知らせが目立たなかったのか、私以外はおふたりしか注文が無く、
いやはやしかし…と思って、余分に注文してあります。
「あ!硬筆の紙が無い!」なんて時にご連絡ください。
教室にも常に2冊、置いてありますので、自分が不在の際にもお持ちいただけます。
送料は購入した全15冊で割ってありますので、
1冊357円となっております。おひとりで買い求めるより、送料分はお得です。
あ、そうそう。
私、宗風は「日本酒のラベルを模写する時に、もっと上手く模写したい」から、
欅の森書道会へ入会した経緯がございます。
不純です。書の道を究めんと言う動機ではありません。
それでも今では、お陰様で書道を楽しんでいる訳ですが。
そんな訳で、私自身、いまだに知らない事が多く、
墨を擦ったこともなかったりします。墨と硯はあるんです。
でも、とにかくちょっとでも多く書いた方が伸びると思って、
墨を擦る表現の楽しみより、書き連ねて技術を上げることに執心しており。
そんな自分ですので、最初は筆もお湯で洗おうとしていましたね。
いや洗いましたね。何回か。
よく墨は取れるのですが、パサパサの穂先になるので、
人間の髪用リンスで洗ったりもしたことがあります。
仮名用の筆の糊も自分で付けてみたり…色んなことをしています。
その中でいまだに答えが出ていなかったのが、
「筆はいつ交換するのか」と言うことでした。
墨を付ければ筆は書けるので交換し時が分からないな…
…とりあえずまぁ書き慣れているこれで良いか…とここまで来て。
ふと玄山先生が前回の教室の上で呟いた言葉がトーンと響きました。
「あぁこの筆はもう毛が無くなって来ているなぁ」と。
あ、そう言う時に交換するのか。
そう思いましたね。
なるほど洗っていても書いていても毛が落ちることがよくあり、
それを繰り返せば、当然に筆の力が無くなる訳ですね。
墨付きの良し悪しだったり、割れやすさだったり。
なるほど、そうしたら交換なのか…と。
…言いながら、もう何年も使っている筆に手を伸ばして書いていますが。
極論を言えば、
弘法大師様も筆を選ばれて名筆って訳では無く、
筆を選ばずとも名筆なので、交換時期の筆で書いても、
立派に書作品をお造りになれるんでしょうけども。
こうちょっと筆に違和感があれば、
筆の寿命を気にしてみても良いかも知れません。
あと冬だと墨の温度も実は書きやすさに関わりがあるように思います。
せっかく書道を学び、作品を残すのですから、
少しでも良い作品となる様に、
そうした部分にも気を遣えたりすると良いですね。
…と、以上、そろそろお時間となっているようです。
たまにはこう言うお話も挟んでみても良いですね。
最近、教室には3名の新人さんがお入りに…矢口さんも含めれば4名様ですか。
良いですね。春の良い報せです。
落ち着いた頃合に是非ともインタビューさせてくださいね。
よろしくお願いいたします。
さて、これにてお開きといたします。
宗風でした。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。